愛用のシルクインコンパクトが突然のトラブルに
私の愛用している エルメスのシルクインコンパクト。
お迎えしたのはもう3〜4年前のことになります。
(※購入時のエピソードはこちらから)
その名のとおりコンパクトなサイズ感で、小さなバッグにもすっきり収まりとても便利。
しかもレザーが「エプソン」なので、傷がつきにくく丈夫なところもお気に入りです。
そんな頼もしい相棒のシルクインコンパクトが、ある日突然――
ファスナーがまったく動かなくなってしまったのです。
前にも後ろにも進まないガチッと固まったファスナー。
開いたままの状態では、カードや紙幣がこぼれてしまうため使えません。
大切に使ってきただけに、ショックは大きく…慌てて対応を考えました。
エルメスのアフターセールスカウンターに問い合わせ
まずは、エルメスの アフターセールスカウンター に電話で問い合わせてみることにしました。
アフターセールスカウンターとは?
ヒルトン梅田店の2階にある、エルメス製品のリペア・ケア専用の公式サービスカウンターです。
これまでにも私は、カシミヤシルクのひきつれ修理や、ジュエリーの修理をお願いしたことがあります。
今回は持参する前に、ファスナー修理が可能かどうかをお電話で確認しました。
スタッフの方のお話によると――
- 引き手部分だけの不具合なら、4〜5週間ほどの預かりで無償交換可能。
- ファスナーの歯そのものの問題であれば、修理不可。
とのことでした。
まずは実物を見ていただくため、店舗へ伺うことにしました。
預かり修理の流れと手続き
アフターセールスカウンターに到着後、スタッフの方に状況を説明。
現物を確認されたうえで、状態を記録するために数枚の写真を撮影されました。
その後、注意事項を読み、タブレット上でサインをして受付完了。
すぐに「受付完了メール」が届きます。
修理品を受け取る際は、このメールを提示する仕組みになっています。
メールに記載されていた 引き渡し予定日/見積もり連絡予定日 は来店の約4週間後。
けれど、実際に修理完了のご連絡をいただいたのは わずか1週間後 でした。
想像以上の早さに驚きと感謝です。
修理結果と費用
修理内容は、スライダー+引き手革の交換。
そして修理費用はなんと 0円(無償) でした✨
子どもが小さい頃、おしゃぶり代わりにされて少し味の出ていた引き手も新品に。
ファスナーもスムーズに動くようになり、新品のように生まれ変わった姿を見て、思わず笑顔になりました。
正規修理の安心感と満足感
なぜ引き手の交換だけでファスナーが動くようになったのか、正直なところ素人には不思議です。
けれど、しっかり直って戻ってきてくれたことに感謝しかありません。
もしファスナーの「歯」の問題であれば、エルメスでは修理できず、
外部の修理店にお願いするしかなかったそうです。
大切なアイテムを正規のパーツで直していただけたのは、本当に安心でした。
遠方の方へのアドバイス
アフターセールスカウンターが近くにない場合でも、
最寄りのエルメスブティックを通して修理を依頼することがきっとできると思います。
大切なエルメス製品に不具合が起きたときは、
まずは店舗やアフターセールスに問い合わせてみるのがおすすめです。
この記事がどなたかのお役に立ったら嬉しいです。


